モックAPIとは?開発者向けガイド
フロントエンドを作っていると、バックエンドの待ち時間ほど進捗を止めるものはありません。
UI コンポーネントの準備はできていて、必要なデータ構造も分かっているのに、API がまだ完成していない——。
そこで登場するのが モック API。軽量で予測可能なエンドポイントを使えば、待たずに実装・テスト・プロトタイピングを進められます。
MockApiHub は、まさにこのペインにフォーカスして設計されています。
本記事では、モック API の基礎、使うメリット、そして始め方を開発者目線で解説します。
🚀 なぜモック API なのか
フロントエンド開発をブロックしない
バックエンドの準備待ちで UI を止める必要はありません。モックのエンドポイントに対してすぐにフェッチできます。
素早いプロトタイピング
アイデアを試すだけなら DB は不要。/api/users
を叩けば、現実的なユーザープロファイルの一覧が返ってきます。
一貫したテスト
モックデータは決定論的。同じクエリ+同じ seed なら、毎回同じ結果。
QA、E2E、デモに最適です。
🧪 例:ユーザー一覧を取得する
いますぐ試す
curl "https://mockapihub.com/api/users?limit=3"
ブラウザ(fetch)でも OK:
await fetch("https://mockapihub.com/api/users?limit=3").then(r => r.json())
レスポンス例はこんな感じです:
{
"data": [
{
"id": 1,
"name": "Mina Kim",
"email": "mina.kim1@test.local",
"phone": "+1-555-5381"
}
],
"pagination": {
"page": 1,
"limit": 1,
"total": 10,
"hasNext": true
}
}
📚 いま使えるデータセット
MockApiHub には、すぐ使える以下のデータセットがあります:
- Users … 名前・メール・電話番号などのプロファイル
- Posts … タイトルと本文を持つブログ風コンテンツ
- Products … 価格や在庫を含むカタログアイテム
- Recipes … 材料、手順、提供数
- Todos … ステータス付きのシンプルなタスク
- Comments … 投稿に紐づくテキストコメント
各データセットは便利なクエリパラメータをサポート:
page
/limit
… ページングq
… テキストでの簡易検索sort
/order
… 昇順・降順の並び替えfields
… 欲しいフィールドだけ取得seed
… 結果の再現性を確保(決定論的)
🔮 今後のロードマップ
モック API をさらに強力にするため、以下を検討中です:
- エラーシミュレーション … 500 / 404 などのハンドリングを検証
- レイテンシ制御 … 遅延を付与して遅いネットワークを再現
- 認可オプション … プライベートデータセット向け API キー
✅ まとめ
モック API は単なる「便利ツール」ではなく、生産性を底上げする仕組みです。
より速く出荷し、より安定してテストし、バックエンドや QA との連携もスムーズになります。
MockApiHub は、最短で始められる形を目指しています。
サインアップ不要。セットアップ不要。エンドポイントを叩くだけ。
👉 今すぐ試す: プレグラウンド
👉 困ったときは: お問い合わせ
※一部の機能はロードマップ段階です。まずはシンプルで決定論的なモックから安心してお使いください。